ソフトバンクを長く使っていて、「家ではほとんどWi-Fiなのに、毎月5,000円以上払っている」と感じている方は多いと思います。LINEMOにすると安くなると聞くけれど、自分の場合は実際いくらになるのか。この記事では、今のソフトバンクの請求を確かめながら、それを順番に考えていきます。
先に結論めいたことを言うと、データをあまり使わない人ほど差は大きくなります。ただし、家族割やソフトバンク光とのセット割、端末代が絡んでいると、単純に「LINEMOのほうが安い」とは言えません。そこも含めて見ていきましょう。
「スマホ代が高い」の中身を分けてみる
まずはMy SoftBankで、毎月の請求の内訳を見てください。請求額には、基本料金やデータ通信料のほかに、通話料、オプション料金、スマホ本体の分割代金、コンテンツの利用料などが含まれていることがあります。
たとえば毎月8,000円でも、そのうち3,000円が端末代なら、LINEMOに変えても端末代はそのまま残ります。「8,000円が990円になる」とはならないので、比べるのは通信料の部分です。
毎月何GB使っているかを確認する
次に見てほしいのが、毎月のデータ使用量です。毎月2GBしか使っていないのに大容量のプランを契約しているなら、見直す余地があります。反対に、毎月30GB近く使っているなら、小さいプランに変えても不便になるだけです。
「よく使う」「あまり使わない」という感覚より、実際の数字のほうが確かです。できれば直近1か月だけでなく、数か月分を見てみてください。
LINEMOの料金
LINEMOの料金プランは、大きく分けて次の2つです(2026年10月時点)。
| プラン | データ量 | 月額料金(税込) |
|---|---|---|
| ベストプラン | 3GBまで | 990円 |
| ベストプラン | 3GB超〜10GB | 2,090円 |
| ベストプランV | 30GBまで | 2,970円 |
ベストプランは、その月に使ったデータ量で料金が決まります。ベストプランVには、1回5分以内の国内通話も含まれています。
毎月3GB以下なら990円
家と職場ではWi-Fi、外ではLINEやメール、Web検索くらいで、動画は家で見る。こういう使い方なら、データ使用量が3GB以下に収まっていることもあります。その場合、ベストプランなら月990円です。小容量の使い方については、こちらで詳しくまとめています。
→【スマホをあまり使わない人の料金を安くするなら?月3GB以下なら月1,000円以下も】
月5〜8GBくらいなら2,090円
「普段は3GBくらいだけど、たまに5GB使う」「毎月7〜8GBくらい」という方は、ベストプランの10GBまで(2,090円)で考えます。3GBを少しでも超えると2,090円になるので、自分が毎月2〜3GBなのか、5〜10GBなのかは分けて考えておくとよいです。
月30GBくらい使うならベストプランV
外でも動画を見る、Wi-Fiのない場所でスマホをよく使う、仕事でも使う。そういう方は、30GBまで月2,970円のベストプランVが比較の相手になります。短い電話が多い方にも向いています。
今の通信料が5,000円なら、どのくらい差が出る?
たとえば、今の通信料の部分が月5,000円だとします。毎月3GB以内に収まっていてベストプランの990円になれば、差は月4,010円。1年で48,120円です。10GBまでの2,090円なら、差は月2,910円、1年で34,920円になります。
もちろん、今使っている割引や通話、オプションによって実際の金額は変わります。ただ、毎月数GBしか使っていないのに通信料だけで5,000円前後払っているなら、一度比べてみる価値は十分あります。
通話が多い方は、通話料や通話オプションも忘れずに含めてください。月額が下がっても、通話料が増えてしまっては意味がありません。
家族割とソフトバンク光のセット割は要注意
家族みんながソフトバンク、という家庭も多いと思います。LINEMOには、ソフトバンクと同じ家族割引はありません。自分だけLINEMOにすると、家族側の割引条件が変わって、家族全体で見ると思ったほど安くならないことがあります。
自宅のネットがSoftBank 光の場合も注意が必要です。LINEMOには「おうち割 光セット」が適用されません。さらに、家族を含めて「おうち割 光セット」の対象者がいなくなると、光回線側のオプションパックのセット割引が自動で外れる場合があります。ソフトバンク光を使っている家庭は、スマホと自宅のネット代を合わせた金額で比べてください。
メールとショップのサポートも確認を
@softbank.ne.jpや@i.softbank.jpのメールを使っている方は、LINEMOではそのアドレスが標準では付いてこない点に注意してください。有料の「メールアドレス持ち運び」で残すことはできます。長く使っているアドレスは、銀行やクレジットカード、通販サイトなどに登録されていることが多いので、やめるなら先に登録先を変えておきましょう。
→【ドコモ・au・ソフトバンクのメールを使い続けるデメリット|Gmailに変えたほうがいい?】
また、LINEMOはオンライン専用なので、ソフトバンクショップや家電量販店では契約できず、問い合わせもチャットやLINEが中心です。困ったらいつもショップに持っていく、という方は料金だけで決めないほうが安心です。逆に、ここ数年ショップに行っていないという方なら、あまり気にしなくてよいかもしれません。
このほか、ソフトバンクWi-Fiスポットや位置ナビ、一部の通話オプションなども使えなくなります。詳しくはこちらにまとめています。
→【ソフトバンクからLINEMOに変えると何が使えなくなる?変更前チェックリスト】
LINEをよく使う人は「LINEギガフリー」も
LINEMOには「LINEギガフリー」があり、LINEのトークや音声通話、ビデオ通話など対象の機能ではデータ量が減りません。スマホでいちばん使っているのがLINE、という方には相性のよい仕組みです。対象の機能は変わることがあるので、最新の内容は公式サイトで確認してください。
【LINEMO公式サイトで料金とLINEギガフリーを確認する】
LINEMOで安くなりやすい人、慎重に考えたい人
毎月のデータが30GB以下、とくに3GBや10GB以下の月が多い。家や職場ではWi-Fiを使っていて、LINEをよく使う。ショップにはほとんど行かず、Webの手続きも苦にならない。こうした方は、LINEMOにした場合の料金を一度計算してみる価値があります。
反対に、ショップをよく使う、家族全員でソフトバンクを契約している、SoftBank 光とのセット割を使っている、ソフトバンクのメールをメインで使っている、毎月30GBを大きく超えて使う、という方は慎重に考えてください。「LINEMOが安いかどうか」ではなく、「自分の使い方なら安くなるか」で判断するのが大切です。
比べるときの手順
実際に比べるときは、次の順番で確認すると分かりやすいです。
- 今の請求額を確認する
- そのうち端末代(分割払い)がいくらかを分ける
- 直近数か月のデータ使用量を見る
- 家族割やSoftBank 光関連の割引を確認する
- 通話や保証など、有料オプションを確認する
- LINEMOの料金(3GBまで990円、10GBまで2,090円、30GBまで2,970円)と比べる
キャンペーンは自分の乗り換え方法が対象か確認を
LINEMOではキャンペーンが行われることがありますが、内容や対象者は時期によって変わります。また、他社からLINEMOに乗り換える場合と、ソフトバンクからLINEMOに変更する場合とでは、対象になる特典が違うことがあります。もらえる金額だけを見て決めず、自分の乗り換え方法が対象になっているかを申し込み前に確認してください。
まとめ
ソフトバンクを長く使っていると、「ずっとこれだから」という理由で同じプランを使い続けていることがあります。でも、家にWi-Fiを入れた、動画は家でしか見なくなった、電話よりLINEが増えた――と、使い方は数年前とは変わっているかもしれません。
見直すときにまず確認したいのは、「毎月いくら払っているか」より「毎月何GB使っているか」です。そのうえで、割引や端末代、必要なサービスまで含めて、自分の場合はいくらになるのかを比べてみてください。
【LINEMO公式サイトで最新料金・キャンペーンを確認する】
ドコモを使っている方は、ahamoとの比較がおすすめです。
→【ドコモのスマホ料金が高い人へ|ahamoに変えるといくら安くなる?変更前の注意点も解説】
→【ドコモからahamoに変えると何が使えなくなる?変更前チェックリスト】
このテーマの記事をまとめて読みたい方は
→【【まとめ】スマホ料金の見直しガイド|ドコモ→ahamo・ソフトバンク→LINEMO・格安SIMの比べ方】
