「@docomo.ne.jpをずっと使っているけど、このままで大丈夫?」
「Gmailに変えたほうがいいと言われたけど、何が違うの?」
「20年以上使っているメールアドレスだから、今さら変えるのは面倒」
ドコモ・au・ソフトバンクなどの携帯会社が提供するメールアドレスを、長年使い続けている方は多いと思います。
たとえば、
@docomo.ne.jp
@ezweb.ne.jp
@au.com
@softbank.ne.jp
などです。
こうした携帯会社が提供するメールを、一般的に「キャリアメール」と呼びます。
もちろん、現在問題なく使えているのであれば、急いでやめる必要はありません。
ただし、今後スマートフォンの料金プランや携帯会社を自由に選びたいのであれば、Gmailなど携帯会社に依存しないメールアドレスをメインにする方法も考えておいたほうがよいでしょう。
この記事では、携帯会社のメールを使い続けるデメリットと、Gmailへ変更するメリット・注意点を分かりやすく解説します。
結論|今すぐやめなくてもいい。でもGmailは用意しておきたい
最初に結論です。
現在、
「ドコモメールで特に困っていない」
「auから変更する予定はない」
という人が、今日すぐメールアドレスを捨てる必要はありません。
一方で、これから先も同じ携帯会社を使い続けるとは限りません。料金プランを変更したくなるかもしれません。他社へ乗り換えるかもしれません。格安SIMを使いたくなるかもしれません。
そのとき、「メールアドレスを変えたくないから携帯会社を変更できない」
となるのは、もったいない状態です。
そのため、携帯会社のメールは残しながら、今のうちにGmailも使い始める という方法がおすすめです。
そもそも携帯会社のメールとは?
ドコモ・au・ソフトバンクなどの携帯電話会社が提供するメールサービスです。
代表的なものには、
- @docomo.ne.jp
- @ezweb.ne.jp
- @au.com
- @softbank.ne.jp
- @i.softbank.jp
などがあります。
以前は携帯電話を契約すると、その携帯会社のメールアドレスを使うのが一般的でした。そのため10年、20年以上、同じメールアドレスを使っている人も珍しくありません。
一方、現在はGmailやiCloudメールなど、携帯会社とは関係なく使えるメールサービスも普及しています。
デメリット① 携帯会社を変えにくくなる
最大のデメリットはこれです。
たとえば20年間、
○○○@docomo.ne.jp
を使っているとします。
そのメールアドレスを、
- 銀行
- クレジットカード
- Amazon
- 楽天
- SNS
- 病院
- 学校
- 各種会員サービス
など、数十か所に登録しているかもしれません。
すると、「スマホ料金を安くしたいから他社へ乗り換えよう」と思っても、
「メールアドレスを変更するのが面倒だから、やっぱりドコモのままでいい」
となってしまいます。
メールアドレスが携帯会社を変更する際の足かせになってしまうわけです。
デメリット② 料金プランを変更するときにも気を使う
携帯会社そのものを変えなくても、料金プランによってメールの扱いが変わる場合があります。
代表的なのがドコモのahamoです。
ahamoの基本料金にはドコモメールが含まれていません。
@docomo.ne.jpを継続したい場合は「ドコモメール持ち運び」を利用できますが、別途料金がかかります。
つまり、
「メールアドレスを残すために毎月料金を払う」
という状態になることがあります。
Gmailなどをメインにしておけば、メールアドレスを気にせず料金プランを比較しやすくなります。
→【ドコモからahamoに変えると何が使えなくなる?変更前チェックリスト】
デメリット③ 長く使うほど変更が大変になる
メールアドレスは、長く使うほど変更しにくくなります。
5年より10年。
10年より20年。
使っている期間が長いほど、登録したサービスが増えるからです。
さらに問題なのが、自分でも何に登録したのか分からなくなること。
普段使っていないサービスでも、昔の携帯メールが登録されたままになっていることがあります。
「いつかGmailに変えよう」
と思っているのであれば、登録先がさらに増える前に少しずつ移行したほうが楽です。
デメリット④ メールアドレスがログインや本人確認に使われている
メールは単なる連絡手段ではありません。
現在は、アカウントを取り戻すための重要な手段にもなっています。
たとえばパスワードを忘れた場合、
「登録メールアドレスへ再設定メールを送信しました」
というサービスは多くあります。
ところが、その登録先がすでに使えなくなった昔の携帯メールだったらどうでしょう。
パスワードの再設定が難しくなる可能性があります。
普段自動ログインしているサービスほど、登録メールアドレスを忘れがちです。
デメリット⑤ メールアドレスのために選択肢が狭くなる
本来、携帯電話会社や料金プランは、
- 料金
- 通信品質
- データ容量
- サポート
- 通話料金
などを比較して選びたいものです。
ところが、
「@docomo.ne.jpを変えたくない」
という理由だけで選択肢を狭めてしまうことがあります。
現在は各社ともメールアドレスを持ち運べるサービスを提供しています。以前より乗り換えやすくなりました。
それでも、メールを維持するために手続きや料金が必要になる場合があります。携帯会社に依存しないメールをメインにしておけば、この問題そのものを減らせます。
ではGmailに変えると何がいい?
Gmailの大きなメリットは、携帯電話会社とメールアドレスを切り離せることです。
ドコモからauへ変更しても使えます。
auからソフトバンクへ変更しても使えます。
格安SIMへ乗り換えても基本的には関係ありません。
AndroidからiPhoneへ変更しても利用できます。
つまり、「スマホの契約」と「メールアドレス」を別々に考えられるようになります。
これは長期間使うメールアドレスとして大きなメリットです。
Gmailならパソコンでも使いやすい
Gmailはスマートフォンだけでなく、パソコンやタブレットからも利用できます。
WebブラウザからGoogleアカウントへログインすれば、メールを確認できます。
「携帯のメールは携帯で見るもの」
という感覚が強い方にとっては、最初は少し違和感があるかもしれません。
しかし、スマートフォンを紛失・故障した場合でも、別の端末からメールを確認できるのは便利です。
Gmailにもデメリットはある
ここまで読むと、「それなら全員Gmailにすればいいのでは?」と思うかもしれません。
ただし、Gmailにも注意点があります。
Googleアカウントの管理が重要になる
GmailはGoogleアカウントの一部です。
Gmailだけでなく、
- Google Drive
- Googleフォト
- YouTube
- Googleカレンダー
など、さまざまなサービスとつながっています。
そのため、パスワードを適切に管理し、セキュリティ設定を確認しておくことが重要です。
Gmailのアドレス変更も簡単ではない
Gmailに変えたあと、「やっぱり別のGmailアドレスにしたい」
となれば、再び登録先を変更する必要があります。
長期間使うことを考えてアドレスを決めましょう。
「ドコモメールかGmailか」の二択で考えなくていい
ここが一番伝えたいところです。
今まで20年間ドコモメールを使ってきた人が、「今日から全部Gmailにしてください」
と言われても現実的ではありません。
銀行、カード、通販、SNS、知人。
全部変更するのは大変です。
そこで、
ドコモメールを使いながらGmailも使うという期間を作ります。
最初は銀行やクレジットカードなど重要なものだけGmailへ変更します。
次にAmazonや楽天。
その次にSNSやサブスク。
ドコモメールに届いたメールを見て、「あ、ここも変更していなかった」と気づいたら、その都度Gmailへ変更します。
数か月から1年程度かけても構いません。少しずつGmailへ移していけばよいのです。
こんな人はGmailへの移行を考えてみよう
次の項目に当てはまる人は、Gmailなど携帯会社に依存しないメールへの移行を検討してみてもよいでしょう。
□ @docomo.ne.jpなどを10年以上使っている
□ スマホ料金を見直したい
□ ahamoなど別の料金プランが気になっている
□ 他社への乗り換えを考えている
□ メールアドレスが変わるのが嫌で乗り換えていない
□ 今後も長く使えるメールアドレスがほしい
□ スマートフォンとパソコンの両方でメールを使いたい
特に、「メールアドレスの変更が面倒だから、ずっと同じ携帯会社」
という人は、一度考えてみる価値があります。
逆に今すぐGmailへ変えなくてもいい人
すべての人が急いで移行する必要はありません。
たとえば、
- 今後も現在の携帯会社を使う予定
- 現在のメールで困っていない
- 登録サービスが非常に多い
- パソコンやスマホの操作に不安がある
- Gmailなどの管理に自信がない
という場合は、急いで携帯会社のメールをやめる必要はありません。まずGmailを作って、少しずつ使ってみるところからでも十分です。
長年使った携帯メールを安全にGmailへ変える方法
おすすめは次の順番です。
長年使ったメールほど、一気に変更しないことがポイントです。
→【@docomo.ne.jpをGmailに変える方法|長年使ったキャリアメールから安全に移行する手順】
→【ドコモメールをやめる前にやること|登録先の変更チェックリスト】
ahamoを検討しているならドコモメールを先に確認
現在ドコモを利用していて、「ahamoなら料金が安くなりそう」
と考えている方は、申し込み前に@docomo.ne.jpをどうするか決めておきましょう。
ドコモメールを継続する方法もあります。Gmailへ移行する方法もあります。
重要なのは、何も確認せずに料金プランだけ変更しないことです。
長年ドコモを使っている人ほど、メール以外にも利用中のサービスが残っている可能性があります。
→【ドコモからahamoに変えると何が使えなくなる?変更前チェックリスト】
→【ドコモのスマホ料金が高い人へ|ahamoに変えるといくら安くなる?】
まとめ|メールアドレスを携帯会社から独立させておくと選択肢が増える
ドコモ・au・ソフトバンクなどのメールを使い続けること自体が悪いわけではありません。
今まで問題なく使えているのであれば、急いでやめる必要もありません。
ただし、
メールアドレスが理由で携帯会社や料金プランを自由に選べなくなっている
のであれば、一度見直してもよいでしょう。
Gmailなど携帯会社に依存しないメールアドレスを持っておけば、今後携帯会社を変更しても同じアドレスを使い続けられます。
特に10年、20年と同じ携帯メールを使っている方は、これ以上登録先が増える前に、
「これから新しく登録するサービスはGmailを使う」
ところから始めるのも一つの方法です。古いサービスは、必要になったときに少しずつ変更する。
これだけでも数年後には、携帯会社のメールへの依存をかなり減らせます。
メールアドレスを変更するために、今すぐ何十個ものサービスを変更する必要はありません。
今日から新しく登録するものだけGmailにする。
まずはそこから始めてみてください。
