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【2025年版】学生向けOfficeの選び方|無料で使える方法とお得な購入方法

WordやExcel、PowerPointは、レポート作成やプレゼン発表など学生生活に欠かせないソフトです。
しかし「Officeは高いから学生には負担…」と感じる人も多いのではないでしょうか?

実は、学生や教職員であれば無料でOfficeを利用できる制度や、学割で安く購入できる方法があります。
この記事では、学生がOfficeを利用するための選択肢と、それぞれのメリット・注意点をわかりやすく解説します。

目次

学生がOfficeを使う主な方法

学生が利用できるOfficeには、大きく分けて4つの選択肢があります。

  • 学校を通じて無償提供される Office 365 Education
  • 学割価格で利用できる Microsoft 365 Personal
  • 永続版を学割で購入できる Office Home & Student
  • 無料の代替ソフトを利用する(Googleドキュメント、LibreOfficeなど)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Office 365 Education(無料版)

特徴

  • 学校のメールアドレス(例:*@○○.ac.jp)で登録すると、無料で利用可能
  • Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Teamsなどが使える
  • インストール版とクラウド版の両方が利用できる
  • 常に最新版にアップデートされる

メリット

  • 無料で正規のOfficeが使える
  • グループワークやオンライン授業でTeamsを活用できる

注意点

  • 卒業と同時に利用資格がなくなる(メールアドレスが無効になるため)
  • 学校がMicrosoftと契約している必要がある

学割で使えるMicrosoft 365 Personal

特徴

  • サブスクリプション型(月額または年額)
  • 1人で最大5台のデバイスにインストール可能
  • 1TBのOneDriveクラウドストレージ付き
  • 常に最新版が利用できる

メリット

  • 卒業後も継続して利用できる
  • クラウド保存でレポートや卒論を安全に管理できる
  • PC・スマホ・タブレットなど複数端末で利用可能

注意点

  • 無料ではなく有料(月額1,490円・年額14,900円程度)
  • 契約を続ける必要がある

Amazonなどではセール時に割引されることもあり、学割価格で手に入るケースがあります。

Office Home 2024(永続版)

「Office Home & Studentは古いのでは?」と思う方もいるかもしれません。
実際には、最新版として「Office Home 2024」 が2024年10月にリリースされており、現在も販売されています。

特徴

  • Word、Excel、PowerPoint、OneNoteを搭載
  • 一度購入すればずっと使える買い切り型
  • WindowsとMacに対応
  • サポートは約5年間(2029年まで)

メリット

  • 追加料金がかからない
  • 卒業後もそのまま使える

注意点

  • 最新版へ自動アップデートはされない(購入したバージョンを使い続ける形)
  • OutlookやAccessは含まれない(必要なら「Home & Business 2024」を選ぶ)

「サブスクではなく、一度買って長く使いたい」学生に向いています。

Office Home & Student 2021 のサポート終了について

以前販売されていた「Office Home & Student 2021」も、まだ一部の販売店で購入可能です。
ただし、サポートは2026年10月13日までと発表されています。

  • それ以降はセキュリティ更新が行われないため、長期利用には不向き
  • 今から購入するなら、最新版の Office Home 2024 を選ぶ方がおすすめ

「今だけ安くOfficeを使えればよい」という短期利用なら2021版も選択肢になりますが、学生生活全体を考えると2024版のほうが安心です。

無料の代替ソフトという選択肢

  • Googleドキュメント/スプレッドシート
    → 無料で利用でき、共有や共同編集に強い
  • LibreOffice
    → 無料でインストールでき、WordやExcelに近い操作感

ただし、レイアウト崩れ機能の違いがあるため、レポート提出や就活用の書類にはOfficeが安心です。

学生はどのOfficeを選ぶべき?(用途別おすすめ)

  • 大学生(レポート・卒論・プレゼン重視)
    → Office 365 Education(無料) → 卒業後はMicrosoft 365 Personalへ移行
  • 高校生(簡単なレポートや資料作成が中心)
    → Office Home 2024(買い切り版)
  • 短大・専門学生(グループワークやオンライン授業が多い)
    → Microsoft 365 Personal(クラウド利用に便利)

学生向けOfficeの比較表

スクロールできます
製品名提供形態料金利用できるアプリ特徴注意点
Office 365 Education学校経由(クラウド+インストール可)無料Word / Excel / PowerPoint / OneNote / Teams学校メールで登録すれば無料で利用可能卒業後は利用不可、学校が契約している必要あり
Microsoft 365 Personalサブスクリプション(月額/年額)月額1,490円年額14,900円程度Word / Excel / PowerPoint / Outlook / OneNote / Access(Winのみ) / Publisher(Winのみ)最大5台まで利用可能、1TBクラウド付き、常に最新版有料。契約を続ける必要あり
Office Home 2024永続ライセンス(買い切り)3~4万円程度Word / Excel / PowerPoint / OneNote一度購入すれば卒業後も使えるアップデートは次期バージョン購入が必要、Outlookは含まれない
Office Home & Student 2021永続ライセンス(買い切り)2~3万円程度(在庫限り)Word / Excel / PowerPoint / OneNote2021版の買い切りOfficeサポート終了は2026年10月13日。長期利用には不向き

まとめ

  • 学生ならまずは Office 365 Education(無料)が最優先
  • 卒業後も使い続けたいなら Microsoft 365 Personal がコスパ◎
  • 一度買って長く使いたいなら Office Home 2024 が現行の選択肢
  • 無料代替ソフトもあるが、就活や提出物を考えると正規Officeが安心
  • Home & Student 2021は2026年でサポート終了 → 新規購入はおすすめしない

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