マンションに住んでいて、「夜になるとネットがとても遅い」「動画がすぐ止まる」と感じていませんか。マンションの場合、建物の中の配線の方式によって、出せる速度の上限が決まっていることがあります。
この記事では、マンションのネットが遅い原因の見分け方と、回線の乗り換えで改善できるケース・できないケースをまとめました。
この記事の要点
・マンションの光回線は、建物の中の配線方式(光配線・VDSL・LAN配線)で最大速度が変わる
・VDSL方式は最大100Mbpsまでのことが多く、プロバイダを替えても上限は変わらない
・夜だけ遅いなら、IPv6(IPoE)接続への切り替えで改善することがある
・部屋の中のWi-Fiが原因のことも多いので、有線LANでも測ってみる
まず確認:マンションの配線方式
| 配線方式 | 建物の中の配線 | 最大速度の目安 |
|---|---|---|
| 光配線方式 | 部屋まで光ファイバー | 1ギガ(建物によっては10ギガ) |
| VDSL方式 | 共用部から電話線 | 最大100Mbps程度 |
| LAN配線方式 | 共用部からLANケーブル | 最大100Mbps〜1Gbps |
部屋の壁に「光コンセント」があれば光配線方式、電話のモジュラージャックにVDSLモデムをつないでいればVDSL方式の可能性が高いです。分からない場合は、契約している回線会社や管理会社に確認しましょう。
原因別の対策
VDSL方式で、いつも遅い
VDSL方式は、建物の設備の都合で最大速度に上限があります。この場合、プロバイダを替えても上限は変わりません。部屋まで光ファイバーを引く工事ができるかを、管理会社に相談する方法があります。
夜だけ遅い
昼は普通に使えるのに夜だけ遅い場合は、回線やプロバイダの混雑が原因の可能性があります。PPPoE接続からIPv6(IPoE)接続に変えると改善することがあります。
→【PPPoEとIPoEのちがい】
→【家庭のインターネットが遅いと感じる方必見!速度低下の原因と改善策を解説【プロバイダ見直し・光クロスも】図解あり】
特定の部屋だけ遅い
ルーターから離れた部屋だけ遅い場合は、Wi-Fiの電波の問題です。ルーターの置き場所を変える、中継機を使うなどで改善します。
→【Wi-Fiが途切れる、ネットが遅い、家庭でのWi-Fiルーターの最適な置き場所って?】
回線を乗り換えるなら
建物が光配線方式で、夜の混雑が原因なら、IPv6(IPoE)接続に対応した光回線に乗り換えるのも一つの方法です。今フレッツ光を使っているなら、光コラボへの切り替え(転用)は工事なしでできることがほとんどです。
朝日ネットの「AsahiNet 光」には、マンション向けの「マンションコース」があり、IPv6(IPoE)接続に対応しています。2026年10月時点の公式サイトでは、マンションコースの月額は通常4,488円(税込)で、キャンペーンで割引される期間があります。
→ AsahiNet 光(マンションコース)の公式サイトで料金を確認する
→【AsahiNet 光はどう?料金・速度・サポートの特徴と、申し込む前に確認したいこと【2026年版】】
→【フレッツ光からAsahiNet 光に乗り換える(転用)手順|工事不要の流れと、前のプロバイダ・メールアドレスの注意点】
まとめ
マンションのネットが遅いときは、まず配線方式を確認しましょう。VDSL方式なら建物の設備の見直し、夜だけ遅いならIPv6(IPoE)接続、特定の部屋だけならWi-Fiの見直し、と原因によって対策が変わります。
