パソコン新庄ネットコム

DVDを開いたら「USBフラッシュドライブと同じように使用する」と表示された!フォーマットしてしまったときの対処法

データの入っているDVDをパソコンで開こうとしたところ、
「このディスクをどの方法で使用しますか?」
という画面が表示されたことはありませんか?

このディスクをどの方法で使用しますか?USBフラッシュドライブと同じように使用するCD/DVDプレーヤーで使用する

そこには、

  • USBフラッシュドライブと同じように使用する
  • CD/DVDプレーヤーで使用する

という2つの選択肢が表示されます。

先日、実際にこんなご相談がありました。

お客様が、以前知り合いからもらったWordなどの各種テンプレートが入ったDVDをパソコンで開こうとしたところ、この画面が表示されました。

「USBフラッシュドライブと同じように使用する」を選んで先に進んだところ、フォーマットが始まり、それまで入っていたファイルが見えなくなってしまったとのことでした。

目次

そもそも、データが入ったDVDなのにこの画面が出るのは普通?

ここが今回のポイントです。
すでにデータが入っていて、正常に読み込めるDVDであれば、通常はこの画面は表示されません。

DVDをドライブに入れてエクスプローラーから開けば、保存されているフォルダやWord、Excel、PDFなどのファイルが表示されます。

ところが今回表示されたのは、

「ディスクの書き込み」のための画面です。

これは「DVDの中身をどうやって開きますか?」と聞いている画面ではありません。

「このディスクをこれからどの方式で書き込みに使いますか?」

という意味の画面です。

ここを勘違いしやすいので注意が必要です。

この画面が出たら「次へ」を押さない

このディスクをどの方法で使用しますか?USBフラッシュドライブと同じように使用するCD/DVDプレーヤーで使用する

すでにデータが入っているはずのDVDなのに、
この画面が表示された場合は、いったん「キャンセル」してください。

特に、「USBフラッシュドライブと同じように使用する」

を選択して「次へ」を押すと、そのディスクをWindowsの「ライブファイルシステム」という方式で使用するための処理に進みます。

その過程でフォーマットが行われることがあります。
「USBを選べばDVDの中身をUSBのように見られる」という意味ではありません。

なぜデータ入りDVDなのに「ディスクの書き込み」が表示された?

では、なぜ以前はデータが入っていたDVDなのに、Windowsは「これから書き込むディスク」のように扱ったのでしょうか。

いくつかの原因が考えられます。

DVDを正常に読み取れていない

DVDは永久にデータを保存できる媒体ではありません。
古いDVDでは、経年劣化や傷、汚れなどによって正常に読み込めなくなることがあります。
また、DVDドライブ側の読み取り性能が落ちている場合もあります。

DVDを作成した環境の違い

古いパソコンやDVD作成ソフトで書き込まれたディスクの場合、現在使用しているWindowsやDVDドライブで正常に認識できないことがあります。

書き込み処理が正常に完了していなかった

DVDを作成したときの書き込み方法によっては、ディスクの終了処理が適切に行われていない場合があります。
昔作ったDVDを別のパソコンで開いたときに初めて問題が表面化することもあります。

DVD-R、DVD-RWなどディスクの種類による違い

DVDには、

DVD-R
DVD+R
DVD-RW
DVD+RW

など、いくつかの種類があります。

特にDVD-RWやDVD+RWは書き換え可能なため、フォーマットなどの操作によって状態が変わることがあります。

そのため、トラブルが起きたら、まずDVD表面に何と書かれているか確認しておくことも重要です。

間違えてフォーマットしてしまったら?

今回のように、

「USBフラッシュドライブと同じように使用する」を選択
↓
「次へ」をクリック
↓
フォーマットが始まった
↓
以前のファイルが見えなくなった

となってしまった場合。

まずやってほしいのは、それ以上、そのDVDを操作しないことです。

特に新しいファイルを書き込まないでください。

「ファイルがなくなったから、もう一度フォーマットしてみよう」
「別のファイルを書き込めるか試してみよう」

と操作を重ねると、元のデータを取り出せる可能性を下げてしまう場合があります。

フォーマットした=すべてのデータが完全に消えた、とは限らない

ここも重要です。

Windowsのエクスプローラーからファイルが見えなくなったからといって、
DVD上から元のデータが完全に消滅したとは限りません。

特にDVD-RやDVD+Rのような追記型ディスクでは、過去に書き込まれたデータが物理的に残っている可能性があります。

Windowsから通常の方法では見えなくなっていても、ディスクの状態や過去の書き込みセッションなどを専用ツールで調べることで、データを確認できるケースがあります。

ただし、ディスクの種類やフォーマット方法、その後の操作によって状況は異なります。

「フォーマットしたけれど絶対に復旧できる」というわけではありません。

大切なデータであれば、むやみに操作を続けない方が安全です。

古いDVDやCDで変な画面が出たら、まずキャンセル

今回のようなトラブルは、パソコンに詳しくない方だけが起こすものではありません。

Windowsに、「USBフラッシュドライブと同じように使用する」

と表示されたら、「USBみたいに簡単に中身を見られるのかな?」と思ってしまっても不思議ではありません。

しかし、この画面はDVDを開くための選択画面ではなく、DVDに書き込むための設定画面です。

昔のDVDやCDを開いたときに、

「このディスクをどの方法で使用しますか?」
「フォーマットする必要があります」

など、普段見ない表示が出たら、いったん操作を止めましょう。

覚えておきたいこと

中身を見るだけなのに「フォーマット」という言葉が出てきたら、実行しない。

これだけ覚えておいてください。

DVDだけでなく、USBメモリやSDカード、外付けハードディスクなどでも同様です。

保存されているはずのデータが見えず「フォーマットする必要があります」と表示された場合、フォーマットは問題を直すためのボタンではありません。

大切なデータが入っている場合は、フォーマットせず、そのままの状態でご相談ください。

目次