はじめに 山形県内でも被害が多発しています
こんにちは、山形でパソコン修理・Web制作を行っている(株)メビウス・ネットコムです。
先日、切実な表情で一台のパソコンが持ち込まれました。
お客様は「画面に警告が出て、慌てて電話してしまった」とのこと。
実は今、山形県内でも「マイクロソフト」を装った偽警告詐欺が非常に増えています。
今回は、お客様の許可をいただき、実際にどのような手口で被害が進んだのか、そしてプロとしてどう対処したのかを詳しく解説します。「自分は大丈夫」と思っている方こそ、ぜひ最後まで読んで備えてください。
実際に起きた「偽警告」の手口と恐怖のプロセス
今回のお客様が体験された、わずか数十分の出来事です。
ネットを閲覧中、突然画面いっぱいに「トロイの木馬に感染しました」「データが破壊されます」といった警告が表示されました。画面には「マイクロソフトサポートセンター」という文字と電話番号。焦らせるために大音量の警告音が鳴ることもあります。
不安になったお客様は、表示された番号へ電話をかけてしまいました。出たのは、たどたどしい日本語を話す外国人。「サポート担当だ」と名乗り、偽の身分証明書(マイクロソフトのロゴ入り)を画面に見せて信じ込ませます。
指示されるままにブラウザで特定の英字3文字(例:oty[.]com ※実在する悪意あるサイトになります。検索しないでください)を入力させられ、ソフトをインストール。すると、目の前でマウスが勝手に動き出し、 遠隔操作が始まりました。
「ネットバンキングは使っているか?」「カードで買い物をするか?」と、しつこく資産状況を聞かれます。お客様が不信感を抱き始めると、それまで丁寧だった態度が急変。「なぜ信用できないのか!」と高圧的な態度で攻め立ててきました。
電話してしまった後の「正しい3ステップ」
もし電話をしてしまい、相手に操作を許してしまったら、以下の順序で即座に動く必要があります。
今回のお客様は、すぐにクレジットカード(2枚)を停止し、さらに銀行のインターネットバンキングの利用を停止されました。この迅速な判断が、金銭的被害を最小限に抑えました。
警察専用相談電話「#9110」または最寄りの警察署へ連絡してください。
これが最も重要です。遠隔操作をされたということは、「裏で何を仕込まれたか分からない」状態です。ウイルスソフトで検知できない「バックドア(裏口)」を作られているリスクがあるため、当店では「初期化」を強く推奨し、今回も実施いたしました。
まとめ:怪しい画面が出たら「まずは閉じる」

もし画面に警告が出ても、絶対に電話はしないでください。
- ブラウザを閉じる(Ctrl + W)
- パソコンを強制終了する これだけで被害は防げます。
「もう電話してしまった」「遠隔操作をされて不安だ」という方は、一人で悩まずにすぐにご相談ください。地元のITのプロとして、お客様のパソコンの安全と「安心」を取り戻すお手伝いをいたします。
