なぜ企業はあえてフレッツ光を選び直すのか?
光コラボは安くて手軽。
それでも、法人では「フレッツ光へ戻す」選択をするケースが少なくありません。
実際に現場で相談を受けていると、「料金より安定性・自由度・管理性」を重視する企業ほど、フレッツ光+プロバイダ構成に戻しています。
この記事では法人が光コラボからフレッツ光へ戻す主な理由を5つ、実務目線で解説します。

理由① 固定IPが必要になった
法人で最も多い理由がこれです。
よくあるケース
- VPN接続を使いたい
- 社外から社内サーバーへアクセスしたい
- 防犯カメラ・NAS・業務機器を外部公開したい
光コラボでも固定IPはありますが、
- 選べるプロバイダが限られる
- オプションが高額
- 技術的な自由度が低い
といった制約が出やすくなります。
フレッツ光+プロバイダ構成に戻すことで
- 固定IP対応プロバイダを自由に選択
- 技術要件に合わせた構成が可能
になります。
理由② ネットワーク構成の自由度が足りない
中小企業でも、年数が経つと構成は複雑になります。
光コラボで困りやすい例
- ルーター設定に制限がある
- IPv6の仕様が事業者依存
- 業務用機器との相性問題
特に
- 社内VPN
- 拠点間接続
- 専用ルーター・UTM導入
を行う場合、フレッツ光+プロバイダの方が圧倒的に自由です。
理由③ 障害時の切り分けがしづらい
法人では「止まったときに、すぐ原因が分かるか」が重要です。
光コラボの場合
- 回線
- プロバイダ
- IPv6
- オプション
すべてが一体化しており、「どこが悪いのか分かりにくい」ことがあります。
フレッツ光に戻すと
- 回線=NTT
- 接続=プロバイダ
と役割が分かれるため、障害切り分けが明確になります。
理由④ 法人契約・管理面を重視したい
法人では
- 請求書払い
- 契約者名義
- 管理資料
も重要です。
よくある声
- 契約が個人名義のままになっている
- 請求書の内訳が分かりづらい
- 管理会社・情シスに説明しにくい
フレッツ光+プロバイダ構成に戻すことで、法人向けの契約・管理がしやすくなるケースは多いです。
理由⑤ 「安さ」より「安定性」を優先するフェーズになった
創業期・小規模時は光コラボで十分
しかし
- 社員が増えた
- 業務が止まるリスクが高くなった
- 社外との接続が増えた
という段階では月額数千円より、安定性と保守性が優先されます。
実際、「最初は光コラボ → 数年後にフレッツへ戻す」という流れは珍しくありません。
まとめ|法人にとっての判断軸
最後に整理します。
光コラボが向いている法人
- とにかく安く済ませたい
- 構成はシンプル
- IT管理を外注しない
フレッツ光に戻す法人
- 固定IP・VPNが必要
- 構成の自由度を重視
- 障害対応・管理を重視
- 長期運用を前提としている
「高い・安い」ではなく「今の事業フェーズに合っているか」これが一番大事です。




