パソコンでメールを送受信しようとしたとき、突然こんなエラーが出たことはありませんか?
- 「0x80042108」
- 「0x800CCC0E」
- 「0x800CCC92」
見慣れない英数字の並びにびっくりしてしまいますが、これらはメールソフト共通のエラーコードで、ぷらら・OCN・nifty・So-net など、どのプロバイダを使っていても起きる可能性があります。
この記事では、代表的なエラーコードを原因別に解説し、対処法も紹介します。
エラーコード一覧と原因・対処法
0x80042108:受信サーバーに接続できません
- メールソフトの受信サーバー名が間違っている
- インターネット接続が不安定
- セキュリティソフトが遮断している
- サーバー名が正しいか確認(例:secure.plala.or.jpなど)
- 他のサイトが見られるか確認
- 一時的にセキュリティソフトをオフにしてみる
0x80042109:送信サーバーに接続できません
- 送信サーバー名やポート番号の設定ミス
- メール送信に認証が必要なのに設定されていない
- セキュリティソフトの影響
- 送信サーバー名とポート(465または587)が正しいか確認
- 「送信サーバーは認証が必要」にチェックが入っているか確認
- セキュリティソフトやファイアウォールを確認
0x800CCC0E:サーバーへの接続に失敗しました
- サーバーアドレスやポートの設定ミス
- インターネット接続不良
- セキュリティソフトが通信をブロックしている
- サーバー名(secure.plala.or.jpなど)・ポート番号(995, 465など)を確認
- インターネットが使えるかチェック
- セキュリティソフトを一時停止して再試行
0x800CCC0F:メールサーバーとの接続が中断されました
- 添付ファイルが大きすぎる
- メールボックスの容量オーバー
- ネット接続が途中で切れる
- 添付ファイルを5MB以内にする
- Webメールなどで不要なメールを削除
- 有線接続や安定したWi-Fiで試す
0x800CCC92:ユーザー認証に失敗しました
- メールアドレスやパスワードの入力ミス
- パスワード変更後に古い情報のままになっている
- メールアドレスが正しいか確認(@以降まで含めて)
- パスワードを再入力(大文字小文字や記号に注意)
- パスワードを忘れた場合は、プロバイダのサポートへ連絡
それでも直らないときは…
プロバイダの推奨設定に従って再設定する
→ 各社のサポートページに最新の設定情報があります
(例:ぷらら https://www.plala.or.jp/support/manual/mail/plala_mail/mailer_check/)
Webメールを使って確認する
→ 送受信できるなら、設定やソフト側に問題がある可能性が高いです
メールソフトを再インストールする
→ OutlookやThunderbirdが不調な場合に有効です
トラブルを未然に防ぐために
- メールソフトの設定はスクリーンショットを撮って保存しておくと安心
- 定期的に受信ボックスを整理して、容量不足を防ぐ
- プロバイダからのお知らせをチェックし、設定変更に対応する
今回紹介したエラーは、設定を見直すことで解消できることがほとんどです。
慌てずにひとつずつ確認していけば、再びメールが使えるようになります。
「設定が正しいかわからない」「古いメールソフトでも使える?」などのご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。