「SUNNETのメールが急に送受信できなくなった」「エラーが出て困っている」――そんなトラブルはありませんか?
SUNNET(サンネット)はかつて大阪ガス系列が提供していたプロバイダですが、現在は 楽天ブロードバンド に統合されています。
この統合により、メールサーバーの設定が一部変更され、従来の設定(pop.sunnet.ne.jp
など)のままでは利用できなくなるケースがあります。
この記事では、SUNNETメールがつながらない原因と、新しい“r.”付きサーバー設定への切り替え方法を解説します。
SUNNETメールとは?(現在は楽天ブロードバンド)
- 旧サービス名:SUNNET(サンネット)
- 現在のブランド:楽天ブロードバンド
- メールドメイン:
@sunnet.ne.jp
(アドレスはそのまま利用可能) - 提供元:楽天コミュニケーションズ
メールアドレスは変わりませんが、サーバー設定が 「r.」付き に変わっている点に注意が必要です
SUNNETメールがつながらない主な原因
- インターネット接続不良
- メールソフトのサーバー設定が古いまま
- アカウント情報(メールアドレス・パスワード)の誤り
- メールボックス容量オーバー
- セキュリティソフトやファイアウォールによるブロック
- 楽天ブロードバンド側の障害・メンテナンス
新しい“r.”付きサーバー設定情報
項目 | 設定内容 |
---|---|
メールアドレス | ユーザー名@sunnet.ne.jp |
ユーザーID | メールアドレスまたは契約時のID |
受信サーバー(POP3) | r.pop.sunnet.ne.jp (ポート 995/SSL) |
受信サーバー(IMAP) | r.imap.sunnet.ne.jp (ポート 993/SSL) |
送信サーバー(SMTP) | r.smtp.sunnet.ne.jp (ポート 465(SSL)または 587(STARTTLS)) |
認証設定 | 「送信サーバーは認証が必要」にチェック/受信と同じID・パスワード |
設定切り替え手順(例:Outlookの場合)
- Outlookを起動 → メニューから「アカウント設定」を開く
- 該当する SUNNETメールアカウントを選択
- サーバー情報を編集
- POP3またはIMAPサーバーを
r.pop.sunnet.ne.jp
/r.imap.sunnet.ne.jp
に変更 - SMTPサーバーを
r.smtp.sunnet.ne.jp
に変更
- POP3またはIMAPサーバーを
- ポート番号と暗号化方式を設定
- 受信:995(SSL)または 993(SSL)
- 送信:465(SSL)または 587(STARTTLS)
- 「送信サーバーは認証が必要」にチェックを入れる
- 保存して接続テスト → 正常に送受信できれば完了
Webメールで確認
楽天ブロードバンド Webメール にログイン
- Webメールで送受信できる → メールソフト設定の問題
- Webメールでもできない → サーバーやアカウントの問題
サポート窓口
楽天ブロードバンド カスタマーセンター
- 電話番号:0120-987-300
- 受付時間:9:00〜18:00(年中無休)
Webサポート
まとめ
- SUNNETは楽天ブロードバンドに統合され、サーバー設定が「r.」付きに変更された
- メールアドレス(
@sunnet.ne.jp
)はそのまま利用可能 - 送受信できない場合は、サーバー名・ポート番号・認証設定を新しい形式に更新
- それでも解決しないときは、Webメールで確認 → 楽天ブロードバンドサポートへ