写真や書類を保存したり、人にデータを渡したりするときに便利な USBメモリ。
小さくて手軽ですが、「どの容量を選べばいいの?」「保存の仕方がわからない」という声もよく聞きます。
この記事では、USBメモリの選び方から保存・開き方までを初心者向けに解説し、さらに 用途別おすすめUSBメモリ も紹介します。
これを読めば、初めての方でも迷わずUSBメモリを使えるようになりますよ。
USBメモリとは?
USBメモリは、パソコンやスマホのデータを保存できる小型の記録媒体です。
コンパクトで持ち運びしやすく、パソコンのUSBポートに差すだけで使えるのが魅力。
文書ファイルから写真、動画まで幅広いデータを保存できるため、ビジネスから家庭まで幅広く活用されています。
USBメモリの選び方
容量で選ぶ
- 16GB〜32GB:文書やちょっとした写真の保存向け
- 64GB以上:動画や大量の写真を保存する人向け
転送速度で選ぶ
- USB2.0:安価だが転送速度が遅い
- USB3.0/3.1:高速でおすすめ(青色の端子が目印)
機能で選ぶ
- セキュリティ機能付き:大事なファイルを扱う人向け
- 防水・耐衝撃:持ち運びが多い人向け
USBメモリに保存する方法
- USBメモリをパソコンのUSBポートに差す
- 「エクスプローラー(PC)」を開き、USBドライブを確認
- 保存したいファイルをドラッグ&ドロップでコピー
- コピーが終わったら「ハードウェアの安全な取り外し」をしてUSBを抜く
4. USBメモリから保存したものを開く方法
- USBメモリをパソコンに差す
- 「エクスプローラー」でUSBドライブを開く
- 保存してあるファイルをダブルクリックで開く
- 必要ならパソコンにコピーして使用する
用途別おすすめUSBメモリ
文書やちょっとした保存に
写真・動画をたくさん保存したい人に
外に持ち歩く人に
USBメモリを使うときの注意点
- 必ず「安全な取り外し」をしてから抜く
- 長期保存には不向き(数年でデータが消えることも)
- 大事なデータは必ずバックアップを取る
なぜ「安全な取り外し」が必要なのか?
1. データが壊れるのを防ぐため
パソコンは、ファイルをコピーするときに一度に全部を書き込むのではなく、一時的にメモリに溜めてからUSBに書き込む(バッファリング)という仕組みを使っています。
コピーが終わったように見えても、実際にはまだUSBメモリに完全に保存されていないことがあります。
この状態で抜いてしまうと、ファイルが壊れたり、最悪USBメモリ自体が読み取れなくなることがあります。
2. ファイルシステムの不具合を防ぐため
USBメモリの内部には「ファイルの目次」のような情報(FATやexFATなどのファイルシステム)が保存されています。
これを更新している最中に抜いてしまうと、ファイルは残っていても「目次が壊れる」ことでアクセスできなくなるケースがあります。
3. ウイルス感染やエラーのリスクを減らすため
特に会社や学校のパソコンで使うときは、安全な取り外しをすることでプロセスを完全に終了させることができます。
これにより、不正なプログラムやウイルスが動作し続けるリスクを減らせます。
まとめると
「安全な取り外し」をするのは、
- データ破損を防ぐ
- USBメモリ自体の故障を防ぐ
- 不要なプログラムを停止する
ために必須なんです。
補足ですが、最近のWindowsでは「クイック削除」が標準設定になっていて、多少抜き差しに強くなっています。
でも 大事なデータを守るためには「安全な取り外し」を習慣にするのがおすすめです。
まとめ
USBメモリは容量・速度・用途に応じて選べば失敗しません。
「とりあえず1本持っておきたい」なら 32GB〜64GBのUSB3.0タイプ を選んでおくのが安心です。
便利に使いこなして、写真や書類を安全に保存しましょう!