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【初心者向け】WindowsのCドライブがいっぱいになったときの対処法と空き容量を増やす方法|消していいもの一覧付き

パソコンを使っていると「Cドライブの容量がいっぱいです」という警告が出ることがあります。
CドライブはWindowsのシステムやアプリが入っている大切な領域なので、容量不足になると 動作が遅くなる・アップデートできない・最悪起動できなくなる ことも。

今回は、Cドライブの空き容量を増やすための具体的な方法と、Cドライブが容量不足のとき「消していいもの」と「消してはいけないもの」を、初心者向けに解説します。

目次

Cドライブがいっぱいになる原因

  • 写真・動画・音楽などをCドライブに保存している
  • ダウンロードフォルダやデスクトップに大量のファイルを置きっぱなし
  • アプリやゲームをCドライブにインストールしすぎている
  • Windowsのアップデートや一時ファイルが溜まっている

空き容量を増やす方法

1. 不要なファイルを削除する

  • 「ごみ箱」を空にする
  • ダウンロードフォルダに不要なファイルが溜まっていないか確認
  • 大きな動画や写真は外付けHDDやDドライブ(データ保存用)に移動

2. ディスククリーンアップを使う

  1. スタートメニューで「ディスククリーンアップ」と検索
  2. Cドライブを選択
  3. 「一時ファイル」「システムファイル」をチェックして削除

これだけでも数GB〜数十GB空く場合があります。

3. アプリを整理する

  • 使っていないアプリやゲームをアンインストール
  • 大容量のアプリはインストール先をDドライブや外付けHDDに変更

4. クラウドストレージを活用する

  • OneDrive、Googleドライブ、Dropboxなどに写真や文書を保存
  • PC本体には必要最低限のデータだけ残す

5. 外付けHDDやSSDに移動する

  • 写真・動画など容量が大きいデータは外付けに保存
  • バックアップにもなるので安心

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6. パーティションの変更やSSD換装(上級者向け)

  • Dドライブに空きが多い場合は、Cドライブを広げる設定が可能
  • さらに快適にしたいなら、容量の大きいSSDに換装するのも有効

Cドライブが容量不足のとき「消していいもの」と「消してはいけないもの」

Cドライブの容量が足りないとき、まず気になるのが「何を消していいのか」という点です。
間違ってシステムの大事な部分を削除すると、Windowsが正常に動かなくなる可能性もあります。
ここでは、安全に削除できるもの・削除してはいけないものを分けて紹介します。

消してもOKなもの(安全)

種類内容操作方法・補足
ごみ箱の中身完全に不要になったファイルごみ箱を右クリック→「ごみ箱を空にする」
ダウンロードフォルダの不要ファイル一時的に保存したPDFや画像など必要なものだけ残して削除
一時ファイル(Temp)アプリやシステムが一時的に作成したデータ「ディスククリーンアップ」で削除可能
Windows Updateの一時ファイル更新後に残る古い更新データ「ディスククリーンアップ」→「システムファイルのクリーンアップ」から削除
キャッシュデータブラウザやアプリの一時保存データ自動再生成されるので削除OK
古い復元ポイント数か月前の復元データ「システムの保護」→「構成」→「削除」で整理
動画・画像編集の一時ファイル編集時に自動生成される中間ファイル編集が終わったら削除してOK

消さないほうがいいもの

種類理由
「Windows」フォルダ内OSに必要なファイルが含まれている
「Program Files」「ProgramData」アプリやソフトが動かなくなる
「Users」フォルダ内の設定データアカウント情報やアプリの設定が消える
不明なファイル・拡張子が不明なもの必要なファイルを誤って削除するリスクあり
メーカーの「リカバリー領域」初期化に必要なデータが消えるおそれあり
迷ったときのポイント
  • ファイル名に「temp」「log」「cache」などが入っていれば、一時ファイルの可能性が高い
  • 削除前にフォルダを開いて中身を確認する
  • 不安な場合は「ディスククリーンアップ」や「ストレージセンサー」を使うのが安全
補足:ストレージセンサーで自動削除

Windows 10/11には「ストレージセンサー」という自動クリーンアップ機能があります。
設定 → システム → ストレージ → 「ストレージセンサーを構成して今すぐ実行」 をクリックすると、不要なファイルを自動で削除してくれます。

まとめ

  • CドライブがいっぱいだとPCが不安定になる
  • まずは「不要ファイル削除」「ディスククリーンアップ」から試す
  • データは Dドライブ・外付けHDD・クラウド に移動するのがおすすめ
  • どうしても足りない場合は、パーティション変更やSSD換装も検討
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