【保存・音声・黒画面対策】Windowsで録画できないときのチェックポイント7選

「せっかく画面を録画しようと思ったのに、なぜか録画できない…」
そんな経験はありませんか？

Windowsには標準で録画機能（Xbox Game Barや画面録画ツール）が搭載されていますが、
設定や環境によっては「録画ボタンが押せない」「音声が入らない」「真っ黒になる」といったトラブルが起こることもあります。

この記事では、録画ができないときに確認すべき7つのポイントを紹介します。
パソコン初心者の方でも簡単に確認できる内容なので、ぜひ順番にチェックしてみてください。

チェックポイント①：録画機能がオンになっているか確認

Windowsの「ゲームバー録画機能」は、設定でオフになっていると使えません。

手順

• スタート → 設定（歯車アイコン）
• 「ゲーム」→「キャプチャ」を開く
• 「ゲームクリップの記録を許可する」がオンになっているか確認

ここがオフのままだと、録画ショートカット（Windows＋Alt＋R）を押しても録画が始まりません。

チェックポイント②：保存先ドライブの空き容量を確認

録画できない原因として意外と多いのが「保存先の空き容量不足」です。

確認方法

• エクスプローラーを開いて「Cドライブ」を右クリック → プロパティで空き容量を確認
• 目安として、録画1分あたり100MB前後の容量が必要です。

もし残り容量が少ない場合は、

• ダウンロードフォルダやゴミ箱の整理
• 保存先を外付けHDDやDドライブに変更

を行うと改善します。

チェックポイント③：録画した動画の保存先を確認

「録画したはずなのに見つからない…」という場合は、保存先のフォルダを確認してみましょう。

保存先の確認方法

• 設定 → ゲーム → キャプチャ
• 「スクリーンショットやゲームクリップの保存場所」欄を確認

通常は

C:\Users\ユーザー名\Videos\Captures

に保存されます。

チェックポイント④：音声が入らない場合の設定を確認

動画は録画できているのに「音が入らない」場合は、マイク設定が原因の可能性が高いです。

設定の確認方法

• Windows＋G でゲームバーを開く
• 「設定」→「キャプチャ」タブ
• 「録音する音声」で「すべての音声」または「ゲームとマイク音声」を選択

マイクをオンにしていないと、ナレーションや会話が録音されません。
また、外付けマイクを使っている場合は「既定の入力デバイス」が正しいかも確認しましょう。

チェックポイント⑤：黒画面になる場合の対策

録画した動画が「真っ黒」になる場合、グラフィック設定が原因のことがあります。

対処法1：ハードウェアアクセラレーションをオフにする

特にブラウザ（Chrome・Edge）を録画するときに黒画面になる場合は、以下を試してください。

• ブラウザ右上の「…」→「設定」
• 「システム」→「ハードウェア アクセラレーションを使用する」をオフ
• ブラウザを再起動

対処法2：グラフィックドライバーを更新

デバイスマネージャー → ディスプレイアダプター → ドライバーの更新
を行うと改善する場合もあります。

チェックポイント⑥：録画できないアプリを避ける

一部のアプリ（ファイルエクスプローラー、設定画面など）はセキュリティ上録画が制限されています。
もし「録画を開始できません」と出る場合は、他のアプリ（ブラウザやソフト）で試してみましょう。

代替手段

どうしても録画したい場合は、標準機能の「PowerPoint」または「Clipchamp」で画面録画が可能です。

PowerPoint → [挿入] → [画面録画]
Clipchamp → 新しいプロジェクト → [録画と作成]

チェックポイント⑦：ショートカットキーや録画操作ミス

録画ショートカットは意外と間違えやすいポイントです。

正しいショートカット

• 録画開始／停止：Windowsキー＋Alt＋R
• ゲームバー表示：Windowsキー＋G

録画が始まると、右上に録画時間のカウンターが表示されます。
何も表示されない場合は、ゲームバーが非アクティブになっている可能性があります。

まとめ

Windowsで録画できないときは、以下の7つのポイントを順に確認しましょう。

• 録画機能がオンになっているか
• 保存先の空き容量
• 保存場所の確認
• 音声設定（マイク・システム音）
• 黒画面はハードウェア設定を見直す
• 録画できないアプリを避ける
• ショートカットキーを再確認

この順番で見直すと、ほとんどの録画トラブルは解消します。