Outlookを使っていると、突然「0x800〜」から始まるエラーコードが表示されて、メールの送受信ができなくなることがあります。
「0x800CCC0E」「0x80042109」など、数字だけ並んだエラーコードは分かりにくく、原因も特定しづらいですよね。
実は、これらのエラーは ネット接続の不具合・サーバー設定ミス・認証エラー など、共通した原因で発生していることがほとんどです。
この記事では、Outlookでよく出る 0x800〜系エラーコードの一覧と解決方法 をまとめました。
一覧表で「エラーの意味」と「解決法」がすぐ分かるように整理しているので、同じトラブルで困ったときに役立ちます。
Outlookエラーコード一覧(0x800〜系)
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
0x800CCC0E | サーバーに接続できない(ネット不通・サーバー名誤り) | ネット接続確認/受信・送信サーバー名を再設定 |
0x80042109 | 送信サーバー(SMTP)に接続できない | SMTPポート(465/587)確認/「送信サーバーは認証が必要」にチェック |
0x80042108 | 受信サーバーに接続できない | POP/IMAPサーバー名・ポート番号の確認 |
0x800CCC19 | サーバー応答待ちでタイムアウト | タイムアウト値を長く設定/大容量添付メール削除 |
0x800CCC0F | 通信が途中で切断された | ネット環境確認/セキュリティソフトやファイアウォールの確認 |
0x800CCC18 | 認証方式の不一致(SPA設定) | 「セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)」を無効化 |
0x800CCC90 0x800CCC92 | ユーザー名またはパスワードエラー | 入力内容確認/パスワード再設定 |
0x800CCC6F | 送信メールが拒否された(リレーエラー) | SMTP認証確認/送信制限の有無を確認 |
0x800CCC78 | メールサーバーが拒否(送信アドレス不正) | 送信元メールアドレスを正しく入力 |
エラー解決の基本チェックリスト
- ネット回線が安定しているか?
- サーバー設定(POP/IMAP/SMTP)が正しいか?
- ポート番号と暗号化方式(SSL/TLS)は正しいか?
- ID・パスワードに間違いがないか?
- セキュリティソフト・ファイアウォールでブロックされていないか?
- プロバイダやメールサービス側の障害がないか?
Outlookのエラーコードとは?
Outlookでメールを送受信するときに問題が起きると、「0x800〜」から始まるエラーコードが表示されることがあります。
これは、どの部分でトラブルが起きているのかを示す番号で、原因を特定する手がかりになります。
エラーコードが表示される場面
- 受信時にサーバーに接続できないとき
- 送信時にSMTPサーバーから拒否されたとき
- ユーザー名やパスワードが間違っているとき
- 通信が途中で切断されたとき
エラーコードの意味
「0x800〜」系のコードは、ほとんどが接続や認証に関するトラブルを表しています。
- ネットワーク接続の不具合
- メールサーバーの設定ミス
- IDやパスワードの認証エラー
- サーバーの応答が遅い/停止している
などの原因で発生します。
ポイント
同じ「メールが送受信できない」エラーでも、コードの数字によって原因が異なるため、エラー番号を確認することが解決への近道です。