Excelは、事務職の方々にとって欠かせないツールです。
でも事務職でExcelってどこまでできればいいの?
どこまで使えると自信をもって使えるって言っていいの?
事務職で求められるExcelスキルのレベルは、業務内容や企業のニーズによって異なりますが、一般的に必要とされる基本的なスキルと、あると便利な応用スキルに分けて紹介します。
事務職に応募する際などに参考にしてください。
Excelの基本的スキル(必須)
データ入力と編集
セルへの正確なデータ入力、書式設定、コピー&ペーストなど、基本的な操作をスムーズに行えること。
基本的な計算、関数の使用
四則計算ができ、SUM(合計)、AVERAGE(平均)、MIN(最小値)、MAX(最大値)など、基本的な数式や関数を理解し、使用できること。
表(テーブル)の作成と管理
データを表形式で整理し、並べ替えやフィルタリングを行えること。
表に書式を設定できること。表示形式を理解していること。
印刷設定
印刷範囲の設定、ページレイアウトの調整など、シートを印刷するための基本設定を理解していること。
Excel応用スキル(できるとなお良い)
条件付き書式
特定の条件に基づいてセルの書式を自動的に変更する方法を知っていると、データの分析やチェックが容易になります。
ピボットテーブル
大量のデータを集計し、要約するためのピボットテーブルの作成と管理ができると、データ分析の効率が大幅に向上します。
VLOOKUP/HLOOKUP関数
データの検索や参照を行うための関数を使いこなせると、複雑なデータ処理が可能になります。
データの保護
シートの保護やワークブックのパスワード設定など、データのセキュリティを保つ方法を知っておくと安心です。
一般事務職が覚えるべきExcel関数
一般事務職がExcelで覚えておく必要がある関数は以下の通りです。
SUM関数 | 範囲内の数値の合計を計算するための関数 |
AVERAGE関数 | 範囲内の数値の平均値を計算するための関数 |
IF関数 | 条件を満たす場合にはある値を、そうでない場合には別の値を返すための関数 |
COUNT関数 | 範囲内に含まれる数値または文字列の個数を数えるための関数 |
MAX関数 | 範囲内の最大値を求めるための関数 |
MIN関数 | 範囲内の最小値を求めるための関数 |
ROUND関数 ROUNDUP関数 ROUNDDOWN関数 | それぞれ、指定した桁数で数値を丸めるための関数 |
VLOOKUP関数 | 定された条件に基づいて、範囲内の値を検索し、関連する値を返すための関数 |
Excelを使った業務では、これらの関数を上手に使いこなすことで、作業効率を高めることができます。
また、これらの基本的な関数を覚えることで、より高度な関数や機能にも挑戦することができるようになります。
事務職では、日々の業務をスムーズに、かつ効率的に進めるために、これらのExcelスキルが非常に役立ちます。基本スキルをしっかり身につけた上で、可能であれば応用スキルも習得しておくと、より幅広い業務に対応できるようになります。
ぜひ練習してマスターしてくださいね。
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