
パスワードって、どうやって管理していますか?
スマホのメモ?ブラウザに保存?それとも…ノートに手書き?
パソコンやスマホが苦手な人にとって、「ノートに書いておく」という方法は、今でも一番安心できるやり方かもしれません。
実は、ノートに書くこと自体は「悪いこと」ではありません。
大切なのは、「書き方」と「保管方法」です。
このページでは、パソコン初心者の方に向けて
「パスワードをノートで管理するなら、こうしておけば安心」というポイントをわかりやすくご紹介します。
ノートに書いても大丈夫? → 答え:大丈夫。でもコツがある
「ノートにパスワードを書いてるけど、これって危険かな…」
そんな心配をされる方は多いですが、
ノートで管理するのは、立派なアナログセキュリティ対策です。
ただし、誰が見てもすぐにわかる書き方・置き方をしているとリスクになります。
安全な「ノート管理」3つのコツ
① サービス名を 「そのまま」書かない
×:楽天証券 → パスワード:abcd1234
◎:R-S → パス:a1b2c3(本人しか意味がわからないようにする)
② ノートは1冊にまとめて、きちんと保管
- 使い終わったチラシの裏や付箋にバラバラに書かない
- 必ず、どこにあるかわかるように、でも他人に見られにくい場所に置く
③ パスワードのヒントだけをメモしておくのもOK
「いつものアドレス+誕生日」など、自分にしかわからないルール
ノート管理のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・誰でも使える、シンプルで確実 ・ネットのトラブルに影響されない | ・紛失や盗難に注意が必要 ・本人しか分からないと、家族が困ることも |



大事なのは、「自分が忘れない」ことと、「他人に見られない」ことの両立です。
家族や職場で共有する場合は?
家族の証券口座やスマホのパスワードを共有している場合、
「緊急時用ノート」や「USBメモ帳」にまとめておくと便利です。
ただし、使わなくなったパスワードは必ず消す・訂正すること!
職場ではパスワードの共有は推奨されませんが、業務上どうしても必要な場合は、別の安全な管理方法(パスワード管理ツールなど)も検討しましょう。
「ノートで管理」はダメじゃない。「工夫して守る」ことが大切
パスワードの管理に「これが正解!」という方法はありません。
大切なのは、あなたにとって 無理なく、でも安全に続けられること。
もしパソコンに不慣れでも、
- サービス名をぼかして書く
- ノートを1冊にまとめて保管
- ヒント形式で覚えやすくしておく
こういったちょっとした工夫で、
安全でわかりやすいパスワード管理ができます。
これからも、あなたのペースで安心してパソコンやネットを使えるよう、
お役立ち情報を発信していきますね。