UWP製「Word」「Excel」「PowerPoint」モバイルアプリがサポート終了へ
あと半年でサポート打ち切り、後継製品への移行をという記事が。

「Word Mobile」「Excel Mobile」などのUWP版Officeアプリが2025年10月14日をもってサポート終了になるというニュースが話題になっています。Microsoftは2025年4月19日(現地時間)、「Microsoft 365 管理センター」で改めて注意を喚起しています。
でも「私はパソコンでMicrosoft 365のWord・Excelを使ってるけど…これって関係あるの?」と思った方も多いのでは?
今回は、UWP版とは何か、誰が影響を受けるのか、そして普段使っているOfficeユーザーに影響があるのかを、分かりやすくサクッと解説します!
「UWP版Office」とは?
ニュースに出ていた「Word Mobile」や「Excel Mobile」は、Windowsストア経由で配布されていた簡易版のOfficeアプリです。
これは UWP(ユニバーサル・ウィンドウズ・プラットフォーム) という仕組みで作られており、主にWindowsタブレットや2in1デバイス向けに提供されていました。
普段のMicrosoft 365のWordを使っている人に影響ある?

基本的には影響ありません!
たとえば、以下のような環境で使っている人は関係ありません
- WindowsパソコンでMicrosoft 365(旧Office 365)のWordやExcelを使っている
- iPhoneやiPad、AndroidスマホのOfficeアプリを使っている
- WebブラウザでWordやExcelを使っている(office.com)
影響があるのはこんな人
特に、Windowsタブレット(Surfaceなど)やモバイル向けに軽いOfficeを使っていた人は、移行が必要です。
あなたに影響があるか?チェックポイント
利用状況 | 影響あり? | 解説 |
---|---|---|
Windows PCでMicrosoft 365のWord/Excel/PowerPointを使っている | 影響なし | 通常のOfficeアプリ(デスクトップ版)なので対象外 |
タブレット(Surfaceなど)でWord Mobileなどを使っている | 影響あり | このアプリがサポート終了になるため、別の方法に移行が必要 |
iPhoneやiPadでOfficeアプリを使っている | 影響なし | iOS版Officeは引き続きサポートされます |
AndroidスマホでOfficeを使っている | 影響なし | Android版Officeも継続して利用可能です |
今後どうすればいい?
UWPアプリの代わりに、以下のいずれかを使いましょう
- Microsoft 365のデスクトップアプリ
- Web版(ブラウザからアクセス)
- iOS/Android版のOfficeアプリ
MicrosoftはWeb版やフル機能のOfficeアプリへの移行を推奨しています。
まとめ
あなたの使い方 | 影響 | 対応策 |
---|---|---|
Microsoft 365をPCで利用中 | 影響なし | 今のままでOK |
Word Mobileなどを使っていた | 影響あり | デスクトップ版などに移行を |
普段からWordやExcelをPCで使っている人にとっては心配無用ですが、サブ端末やタブレットでモバイル版を使っていた人は、早めに移行方法を確認しておくと安心です。
サポート終了は少し先ですが、「気づいたら使えなくなってた…!」とならないように備えておきましょう。



