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WindowsパソコンでDドライブが容量不足 ドライブの容量を空ける、増やす方法

困ってます

WindowsパソコンでDドライブが容量不足で真っ赤になっています。
Cドライブには少し空きがありますが、どうしたらいいですか?

MN

WindowsでCドライブやDドライブが容量不足で赤く表示されるのは、通常、ドライブの空き容量が10%以下になったタイミングです。

MN

この赤い表示は、容量不足の状態を知らせるためのものです。この状態を放置すると、パフォーマンスの低下や一部の機能が正常に動作しなくなる可能性があるため、早めの対応が推奨されます。

Dドライブが容量不足で赤くなっている場合、以下の対策を検討してみてください。

目次

不要なファイルの削除

一時ファイルの削除

「ディスククリーンアップ」ツールを使って、一時ファイルや不要なシステムファイルを削除します。これにより、多少の空き容量を確保できます。

「設定」→「システム」→「ストレージ」→「一時ファイル」に移動し、一時ファイルを削除します

ダウンロードフォルダの整理

不要なダウンロードファイルや重複したファイルを削除します。

古いバックアップの削除

古いシステムバックアップや復元ポイントがDドライブにある場合、これらを削除することで容量を節約できます。

ドライブが容量不足のとき「消していいもの」と「消してはいけないもの」

ドライブの容量が不足している場合、以下の方法で容量を空けたり、増やしたりすることができます。

Cドライブがいっぱいになると、「どのファイルを消しても大丈夫?」と不安になりますよね。
間違って必要なファイルを削除すると、Windowsが起動しなくなることもあるため注意が必要です。
ここでは、安全に消していいもの・消さないほうがいいもの を一覧で紹介します。

消してもOKなもの(安全)

項目内容補足
ごみ箱の中身完全に不要になったファイルごみ箱を右クリック→「ごみ箱を空にする」
ダウンロードフォルダの不要ファイル一時的に保存したPDFや画像など必要なものだけ別フォルダに移動して削除
一時ファイル(Temp)システムやアプリが一時的に作成したデータ「ディスククリーンアップ」で削除可能
Windows Updateの一時ファイル更新後に残った古い更新データ「ディスククリーンアップ」から削除可能
古いバックアップや復元ポイント数か月前の復元用データ「システムの保護」設定から古いものを削除
キャッシュ(ブラウザなど)一時的に保存された閲覧データ自動的に再作成されるため削除してOK
一時的な動画・画像編集ファイル編集後に不要になった中間ファイル保存場所を確認して削除

消さないほうがいいもの

項目理由
「Program Files」「Windows」フォルダシステムやアプリが動作しなくなる
「Users」フォルダの中の設定ファイルアカウント情報やアプリ設定が消える
不明な拡張子のファイル何のファイルか判断できないものは削除NG
Dドライブや外付けドライブのバックアップフォルダ復旧ができなくなるおそれあり

迷ったときのポイント

  • ファイル名に「temp」「log」「cache」などが入っていれば一時ファイルの可能性が高い
  • 削除する前にフォルダの中を確認して、本当に不要か判断する
  • 不安な場合は「ディスククリーンアップ」や「ストレージセンサー」を使うのが安全

関連設定:ストレージセンサーを使う

Windows 10/11 には「ストレージセンサー」という自動削除機能があります。
設定 → システム → ストレージ → 「ストレージセンサーを構成して今すぐ実行」で、不要ファイルを自動的に整理してくれます。

ファイルの移動

Cドライブにファイルを移動

Cドライブに十分な空きがあるので、DドライブのファイルをCドライブに移動できます。
特に大容量のファイル(ビデオ、写真、音楽など)を移動すると効果的です。

外付けドライブやクラウドストレージへの移動

頻繁に使用しないファイルを外付けドライブやクラウドストレージに移動するのも一つの方法です。

アプリケーションのインストール先を変更

DドライブにインストールされているアプリケーションをCドライブに再インストールするか、新しいアプリをインストールする際にCドライブを選択することで、Dドライブの負荷を減らせます。

パーティションのサイズ変更

Dドライブの容量がどうしても不足する場合は、パーティションサイズを変更してCドライブからDドライブへ容量を移動させることができます。
Windowsの「ディスクの管理」ツールを使用してパーティションを変更できますが、操作には慎重に行う必要があります。事前にデータのバックアップを取っておくことを強くお勧めします。

大容量のストレージへのアップグレード

現在のHDDまたはSSDの容量が全体的に不足している場合、より大容量のドライブに交換することも検討してください。この場合、データのクローン作成やOSの再インストールが必要になることがあります。

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