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『写真を使った集客&売上UPセミナー』その2

こんにちは、スタッフ鈴木です。
先日記事にした「写真を使った集客&売上UPセミナー」ですが、まだまだ伝えきれないことが多かったので続編で皆さんにお伝えします。

今回は、前回の内容の詳細や豆知識なども交えて解説していきます。

目次

前回のおさらい

前回の記事では、料理がおいしそうに見える光の方向は、④斜め後方45°の『半逆光』だとお伝えしました。

そして、もっともやってはいけない光の照らし方は、『①順光』です。
ここまでが前回のおさらいです。

なぜダメなのか?解説します。

上の図のように8方向からライトを当てた場合、①の順光には被写体の影が出ないためです。
なぜ影が必要なのか?それは、料理の写真に必要なのは、「立体感」と「シズル感(ツヤ、テリ)」と言われているからです。

順光で撮影した場合、影は真後ろに隠れてしまい写すことは出来ませんよね?
影がないと「立体感」を感じられなくなってしまいます。「立体感」が感じられないから美味しくなさそうに見えてしまうのです。

「立体感」と「シズル感」

シズル感とは?

シズル感とは、「反射」です。食品のツヤ・テリ、グラスに付いた水滴などの、みずみずしさを想像するとわかりやすいかもしれません。

シズル感はどう出す?

理科で習った、「入射角と反射角」の知識で解決できます!
この原理を使っておしゃれな『半逆光』の写真を撮りましょう!

こちらは上から見たときの配置図です。太陽光で半逆光の写真を撮りたい時は、このような配置で撮影してみてください。

『半逆光』の写真の撮り方は、その1で詳しく解説しているので、下記のリンクからご覧ください。

撮影の豆知識『明るさ』

ここからは、撮影をする際の「明るさの問題」について解説していきます。

スマホ撮影の悩みに関する調査で、「明るさの調整が思い通りにできない」という悩みが1位でした。
なぜ、写真が見た目よりも暗く写ってしまうのでしょうか?

それは、『18%グレーの法則』があるからです。
すべてのカメラは「18%グレー」にするように設定されているのです。

つまり、明るい場所で撮影するとカメラが「明るい」と判断して、18%グレーまで写真の明るさを下げてしまいます。
暗い場所で撮影するときも同様です。暗い場所で撮影する時は、カメラが「暗い」と判断して写真の明るさを上げてしまいます。

また、その1でも記述したようにスマホのカメラで撮影する際は、2本の指を使って画面を広げ、ズームにして撮影しましょう。
広角レンズのまま撮影してしまうと、被写体が歪んでしまうと同時に余計なものが映り込んでしまいます。
料理写真は被写体から少し離れて被写体を望遠カメラで撮りましょう。

まとめ

前回の基本を、より深掘りした内容に仕上げました。
この記事の内容も頭に入れつつ撮影すると、今までとはまた一味違う写真が撮れるのではないでしょうか。
ぜひ、お試しください!

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