「http://」と「https://」の違い、気になったことはありませんか?
普段インターネットを使っていて、あるサイトは「保護されていません」と出ていたり、鍵マークが付いていたり…。
この“鍵マーク”の正体こそ、「HTTPS」というセキュリティ機能です。
実は、あなたのホームページがHTTPS対応かどうかで、ユーザーの安心感や検索順位にまで影響するんです。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、HTTPSの仕組みやHTTPとの違い、導入するメリットまでしっかり解説します!
1.そもそもHTTPSってなに?
HTTPS(エイチ・ティー・ティー・ピー・エス)は、「Secure HyperText Transfer Protocol」の略。
簡単に言えば、ウェブサイト上のデータを安全にやりとりする仕組みです。
たとえば、お問い合わせフォームに入力した名前や住所、クレジットカード情報など…
こうした個人情報を暗号化して守ってくれるのがHTTPSの役割です。
2.HTTPとHTTPSの違いをわかりやすく解説
項目 | HTTP | HTTPS |
通信内容 | 暗号化されていない | 暗号化されている |
セキュリティ | 低い (盗聴や改ざんのリスクあり) | 高い (情報漏洩のリスク低減) |
表示例 | http://~ | https://~ (鍵マーク付) |
検索エンジン評価 | 低くなる可能性 | SEO評価で有利 |
3.HTTPSが必要な理由【4つのメリット】
- ①ユーザーの信頼感アップ
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「このサイト、安心して使えそう」と思ってもらえるのが最大のメリット。
Google Chromeなどのブラウザでは、HTTPSでないページに「保護されていない通信」と警告が出る場合もあります。 - ②個人情報の安全を守る
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お名前・メールアドレス・カード情報などを入力する場面では、HTTPSで第三者からの盗み見を防止。
セキュリティ意識の高いユーザーからの信頼を得やすくなります。 - ③SEOに強くなる
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Googleは「HTTPS化されたサイトを優遇する」と明言しています。
HTTPS=検索順位が上がりやすいというのは、SEO対策の基本です。 - ④なりすまし・フィッシング対策にも
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HTTPSは証明書で「このサイトは本物です」と認証済み。
偽サイト(フィッシング)と区別できるようになり、詐欺リスクを減らすことにもつながります。
4.HTTPSにするには?導入方法と注意点
有料のものから無料の「Let’s Encrypt」など選択肢はさまざま。
レンタルサーバー会社によってはワンクリックで設定可能な場合もあります。
取得した証明書を、サーバー管理画面やFTP経由で設定します。
元のURLにアクセスしても、自動的にhttpsへ転送されるようにしておきましょう。
※注意:設定ミスや混在コンテンツ(httpの画像など)があると「保護されていない」と出る場合もあるので、設定後は動作確認を!

まとめ|今すぐHTTPS化を検討すべき理由
HTTPSは「信頼されるホームページ」の必須条件です。
- セキュリティ対策になる
- ユーザーの安心感につながる
- SEOで有利になる
たとえ個人ブログや小さな会社のサイトでも、HTTPSにしない理由はありません。
「ちょっと難しそう」と感じた方もご安心を。
レンタルサーバーのサポートや、Web制作会社に相談すればスムーズに導入できます。
あなたのサイトを、安全で信頼されるものにしていきましょう!