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DXセミナーに参加してきました!

はじめまして。スタッフの鈴木です!
4月26日・27日の2日間で、ポリテクセンター山形様で開催された「DX人材育成の進め方」に参加してきました。


講師の齋藤博美さんはDXに精通した方で、わかりやすく解説してくださり、私たち参加者もすぐに理解することができました。
セミナーでは「DXとはなにか」「DXがもたらす効果」そして、「どのように実現できるのか」について詳しくご説明いただきました。

実際に参加した内容をまとめてたのでご覧ください。

目次

DXとは

日常生活やビジネスのなかで使う様々なツールやサービスをデジタル技術を使ってより、日常生活や業務を便利に効率的にすることを目的としています。
(デジタル技術を活用することで、企業や組織のビジネスやサービスを変革することを言う)

わかりやすい例が「Amazon」です!
Amazonは小さな本屋から始まり、今やAIを用いたオンラインショッピング、サブスクなど様々なサービスに変化しています。これはDX成功のお手本と言っても良いのではないでしょうか。

DXによって私たちは生活をより便利に、よりスマートにすることができます。
また、デジタル技術を使って生活や職場の様々な問題を解決することができ、より効率的に仕事を進めることもできます。

DXに取り組むには

  • デジタル人材の育成
  • 業務の見直し(ペーパーレスや電子サインなど)
  • 新たな働き方やシステムの導入(テレワークなどが必要)

DX 3つのデジタル化

① デジタイゼーション

デジタイゼーションとは…

もともとアナログで記録されていた情報をデジタルデータに変換することです。
例えば、紙媒体で保存されていた書類をスキャンしてデータ化することがこれにあたります。
情報の共有や保存が簡単になり、業務の効率化が図られます。

② デジタライゼーション

デジタライゼーションとは…

もともとアナログで表現されていたものを、デジタル技術を使って表現することです。
例えば、紙媒体から電子書籍やニュースアプリに切り替えることです。
デジタライゼーションにより、情報や娯楽などがより手軽に、迅速にアクセスできるようになりました。

デジタルトランスフォーメーション(DX)

DXとは…

上記2つのデジタル化を用いて、初めてDXが成功します。

DXリテラシー

DXリテラシーを簡単に言ってしまえば、デジタル技術を使いこなす力を身につけることです。

日常では、スマホやPCを使ってSNSやアプリでコミュニケーションを取ることができるようになること。
また、オンラインで情報を検索して自分で調べることができるようになること。
これがDXリテラシーのひとつです。

DXリテラシーを身につける

DXリテラシーを身につけるには、自分で情報を収集する力や、情報を適切に判断する力が必要になってきます。
DXリテラシーを身につけることで、情報社会に適用し、ビジネスや学習、社会活動の幅が広がります。

社内をDX化するための一歩「気づく力を養う」

「気づく力を養う」ことで、業務中にめんどくさいな、もっと便利だったらいいのにな…と感じたことをメモしておく。

すぐにメモできるように、社内専用のTwitterアカウントを作成してデスクトップの片隅に開いておくことがおすすめです。
Twitterにつぶやくメリットとして、思ったこと、感じたことをすぐにツイートと言うカタチで記録することができます。
つぶやいたことを後日まとめて、ミーティングやブレインストーミングで活用することができます。

STEP
気づいたこと・感じたことを記録

業務中に「めんどくさいな…」「もっとここ便利だったら良いのにな…」と感じたことを、社内専用のTwitterなどに記録をする。(ツイートする)

STEP
ミーティング・ブレインストーミングで出し合う

記録したツイートをミーティングやブレインストーミングの場で出し合う。
ここで重要なのは、出された意見に対して否定をしないということ。
否定をしないことで、誰もが意見を出しやすい環境を作る。

STEP
社内が活性化する

出された意見に対して、どうしたら改善できるのか。どんなサービスを用いるともっと便利になるのかなどを提案し、話し合います。
改善することで社内の雰囲気が活性化し、社員がいい環境で働ことができます。

デジタルスキル標準

デジタルスキル標準のテキストを用いて「デジタルスキル標準」を学ぶことで、世の中で起きているDXや最新技術へのアンテナを広げることができます。

アンテナを広げることでDXリテラシー標準の内容を身に着けることができることにとどまらず、日々生まれている新たな関連項目・キーワードにも興味を向けることができます。

更に、日々生まれる新たな言葉・技術(バズワードなどを含む)の内容や意味を自ら調べることができる姿勢が求められるので、知らない言葉がでてきたら「調べる」「使ってみる」「活用する」ことでDXの知識を広げることができます。

DXに特化した人材

DXのリテラシーやアンテナを広げた人材が社内に増えることで、DX化を加速することができます。

まとめ

1日目の内容は、DXの基本的な事と、どうやってDXリテラシーを身につけるか、どのような状態がDXの成功と言えるのかを学びました。

2日目はIPAデジタルスキル標準のテキストを用いてリテラシー標準を学ぶことのメリットや、DXに特化した人材が社内にいることのメリットを学びました。
その他に、わからないことがあったらすぐに検索することの大切さや、検索ワードの選定など日常的にデジタルスキルを磨く方法なども学べました。

新しいWebサービスやアプリを積極的に使用してみることで、社内の業務改善や顧客への提案につなげることができます。
使いこなさなくとも、とりあえず触ってみる。どんなサービスなのか体感する。これが重要なのだと教えていただいたので、この経験を日常に落とし込み、更なるスキルアップに繋げたいと思います。

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