「うちは小さい会社だからDXなんて無理」
そんなふうに思っていませんか?
実は、DX(デジタルトランスフォーメーション)は小さくても始められるんです。
無理に高額なシステムを導入しなくても、ちょっとした改善から始めるだけで業務の効率化・コスト削減・売上アップにつながる可能性があります。
今回は、小規模な事業者でも始めやすい「5つのDXの第一歩」を紹介します。
DXとは?簡単におさらい
DXとは
DX(Digital Transformation)とは、デジタル技術を活用して、業務やビジネスをより良く変えていくこと。
たとえばこんなこともDXの一歩です
- 手書きの伝票をデジタル化する
- チラシだけでなくSNSでも情報を発信する
- 顧客管理をエクセルからクラウドに切り替える
「難しいもの」ではなく、身近な業務改善がDXのスタートなのです。
小さな会社でもできる!DXのはじめかた5選
オンライン販売をはじめてみる
自社の商品やサービスを、オンラインストアやBASE・STORESなどで販売してみましょう。
24時間受注が可能になり、遠方の顧客にもリーチできます。
クラウドで業務を共有する
GoogleドキュメントやDropboxなどのクラウドサービスを使えば、離れた場所でもデータ共有や同時編集ができます。
社内のやり取りがスムーズになり、書類探しの手間も減ります。
オンライン会議を導入してみる
ZoomやGoogle Meetを使えば、移動せずに打ち合わせが可能に。
時間もコストも削減できます。
ホームページを定期的に更新する
自社のホームページ更新していますか?
古い情報のままではお客様の信頼を失います。最新情報を掲載し、検索順位アップも狙いましょう。
できるところからAIやIoTを試す
AIやIoTの導入は大がかりなプロジェクトになりますが、小さなスケールから始めることもできます。例えば、センサーを使って機械の故障予兆を検知することで、メンテナンスのタイミングを把握しやすくなるなど、業務の効率化につながります。
以上、小さな会社向けに始められるちょっとしたDXの例をいくつか紹介しました。
まずは自社の業務の課題や改善点を洗い出し、一つずつ実践していくことが大切です。
小さな会社がDXを進める上での注意点やポイント
ここでは、小さな会社がDXを進める上での注意点やポイントについていくつか紹介します。
DXの目的を明確にする
DXは手段であり、目的ではありません。DXを進めることでどのような問題を解決したいのか、どのようなメリットを得たいのかを明確にすることが重要です。
ステップバイステップで進める
DXは大がかりなプロジェクトであり、一朝一夕には実現できません。小さなステップを踏みながら、少しずつ進めていくことが大切です。
既存のシステムやプロセスに合わせて考える
DXを進める場合、既存のシステムやプロセスに合わせて考えることが大切です。業務の改善を目指す場合でも、従来の方法が完全に取り替えられるわけではなく、新しい方法と古い方法が混在することがあるためです。
スタッフの意識改革を促す
DXを進めるためには、スタッフの意識改革が必要です。新しいシステムやプロセスを使うことに対する不安や抵抗感がある場合、スタッフに適切なトレーニングや教育を行うことが重要です。
定期的な見直しを行う
DXは常に進化している分野であり、常に最新の技術やトレンドを追いかけていく必要があります。DXを進めるプロジェクトは、定期的に見直しを行い、改善点や課題を把握していくことが必要です。
まとめ
DXは一気に進める必要はありません。
1つずつ、小さな改善から始めることで、大きな成果につながっていきます。
変化を恐れず、まずはできることからチャレンジしてみませんか?
「どこから始めればいいかわからない…」という方も、サポートいたしますのでお気軽にご相談ください。