突然の停電に備える
UPS(無停電電源装置)で重要なデータを一時的に保護しよう!
近年、私たちの生活やビジネスにおいて欠かせない存在となったパソコンやサーバー、ネットワーク機器などは、突然の停電や電源の不安定さによって、重大なトラブルを引き起こすことがあります。
そこで、今回は、パソコンやサーバーなどの大切な機器を守るために、UPS(無停電電源装置)の導入について解説します。
UPSとは?
UPS(無停電電源装置)は、停電時や主電源が使用できない場合(非常に弱い場合)に、非常用の電力を供給する装置です。
UPSを導入することで、停電や電源の不安定さによるデータの喪失や機器の故障を防ぎ、安定したビジネスや快適なライフスタイルを実現することができます。
UPSを導入することで、予期せぬ停電、不要なデータ損失、作業負荷の移動、システム停止などから、重要なインフラを一時的に保護することができます。
UPSシステムは、信頼性の高い電力を供給するだけでなく、早期警告アラート、継続的なシステム監視によるメンテナンスコストの削減も提供します。
UPS(無停電電源装置)で予期せぬ電源トラブルに備えましょう。
UPS(無停電電源装置)のメリット
UPS(無停電電源装置)とは、主電源が使用できない場合や非常に弱い場合に、非常用の電力を供給する装置です。UPSには様々な機能があり、企業や家庭に最適な選択肢となります。ここでは、UPSメリットをいくつかご紹介します。
安定した電力供給
UPSは、停電や電力の急激な変動に対応し、安定した電力供給を保証します。これにより、パソコンやサーバーなどの機器が突然シャットダウンすることを防ぎ、データの損失や機器の故障を防止できます。
電力のバックアップ
UPSにはバッテリーが内蔵されており、停電時や電力不足時には、バッテリーから電力を供給します。このため、停電や電力不足によってビジネスの継続性が損なわれることを防ぐことができます。
電力のフィルタリング
UPSは、電力のフィルタリング機能を備えています。これにより、電力のノイズやサージを除去することができます。これは、パソコンやサーバーなどの機器に与える影響を軽減し、機器の寿命を延ばすことができます。
瞬時の電源ON/OFF
UPSには、瞬時の電源ON/OFF機能が備わっています。これにより、停電時や電力不足時に、自動的に機器をシャットダウンすることができます。また、電力が復旧した際には、自動的に機器を再起動することができます。
UPS(無停電電源装置)のデメリット
UPSのデメリットは以下の通りです。
コスト
UPSは、比較的高価な機器であるため、コストがかかることがデメリットの1つです。また、UPSの容量によっては、大きな機器やサーバーなどを保護するためには、複数のUPSを導入する必要がある場合があります。
メンテナンス
UPSには、バッテリーの定期的な交換やメンテナンスが必要です。これは、コストや手間がかかることがデメリットの1つです。
サイズ
UPSは、比較的大きな機器であるため、設置スペースに余裕が必要です。特に、大容量のUPSを導入する場合は、設置スペースを確保する必要があります。
環境負荷
UPSは、バッテリーの交換やメンテナンス時には、バッテリーの廃棄や再利用に関する環境負荷があります。また、UPSは電力を消費するため、環境への負荷がかかることもあります。
限定的な保護
UPSは、停電や電力不足による影響を軽減するためのものであり、サージやノイズなどの電力問題に対しては限定的な保護しか提供しません。そのため、より高度な保護が必要な場合は、別途対策を講じる必要があります。
メリット・デメリットまとめ
以上が、UPSのメリットとデメリットです。導入するかどうかを検討する際には、自社のビジネスニーズや予算、環境面などを総合的に考慮して判断することが重要です。
まとめ
特に山形県内は落雷、落雪等による瞬電が多いため、停電時に機器を安全にシャットダウンする時間を稼ぐための装置としてUPSは有効です。落雷等により停電が起こると、電力供給が突然停止し、デスクトップパソコン、サーバー、NASが正規のシャットダウン操作を行うことができません。それにより最悪故障するリスクがあります。
UPSは雷による停電や電力変動から、パソコンやサーバーを守ることができます。また、停電時にも作業を継続することができるため、ビジネスにも大きな影響を与えず、生産性の低下を防ぎます。UPSは、電力問題から大切なデータを守るための最も効果的な手段の一つです。
ぜひ、UPSの導入を検討してみてください。